障害者の便利帳

重度身体障害者の中の人が書くブログ

2015年に読んで良かった本

今年のまとめとして、大晦日まで連続更新していきますよ。
チープな感想しか書けないのですが…。興味があったら読んでみてください。


今年は、今まであまり読んでこなかった短編をわりと読んでいる。
「世にも奇妙な物語」に出てきそうな面白い話もあった反面、自分にとってのハズレな話もあったが、全体的に面白かった。


植島啓司氏の運に対する考え方は、とても共感しているところがある。



きっかけは、村上春樹の短編が読みたかったということだったが、
この中に収録されている芥川龍之介の蜜柑などとてもいい作品に巡りあえた。



「佐世保小6同級生殺害事件」については、なぜかずっと自分の心の中に残っていた。
小学生が殺人を犯した事件というのは他にもあったと思うが、この事件特有の妙な不気味さというものがあった。
本書は文字数は少ないが、リアルさ、生々しさはありありと伝わってきた。


将棋についてはガチンコで勝負したらコンピュータの方が上というのが著者の結論。
よって、コンピュータ用に準備して戦わないといけない。
ただやみくもに、どんどん強い棋士と対戦させればいいというわけではない。コンピュータと対戦するということは現役生活を削ることになるという著者の考えに納得。
「成らず」にコンピュータは対応できていなかったというのは、著者死後に実際に起こったので驚いた。


SFは、ほとんど読まなかったのですが、宇宙の話はわりと好きな方で近未来的で現実にありそうな話は読めるかもと思った。
ずいぶんとしっかりした長編だったけど、一気読み。
主人公ワトニーの悲壮感漂わないユーモアも一気に読めた理由の一つだろう。
来年2月に、映画「オデッセイ」として公開されるので観に行けたらいいなと思う。